朝になると花が咲いて、お昼にはしぼんでしまうアサガオ。それに対して朝に咲いて、お昼から夕方まで花を咲かせ続けるヒルガオ。 品種によっては昼ころに花を咲かせるものもありますが、いずれもヒルガオは夕方まで咲くのが特徴です。もちろん名前もこうした花の咲き方から付けられました。

またヒルガオは蔓性の植物で、地下茎がとても長く、地中にはっていてすごいペースで生長していきます。一度、植え付くと地下でつるを伸ばし続けるため駆除がとても大変になります。 あまり観賞用には向かないと言われています。

ヒルガオの花言葉は、「絆」「親しい付き合い」「縁」「友達のよしみ」「優しい愛情」「情事」「依存」「はかない恋」。 こうした花言葉はつるが絡みつく様子から近くて密接な状態、関係というところから由来しています。
上戸彩さんや斎藤工さん出演のドラマ「昼顔」も最近では話題になり、映画化もされましたね。

ヒルガオ科のセイヨウヒルガオ属に分類され、原産地は日本、朝鮮半島、中国。

開花時期は5月~8月と夏にかけて花を咲かせます。

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分類:ヒルガオ科/セイヨウヒルガオ属
花色:薄桃、白など
原産地:日本、朝鮮半島、中国
開花時期:5~8月
誕生花:4月14日、6月25日、7月17日
国内の名所:「国営ひたち海浜公園(茨城県)」「九十九里浜白子海岸(千葉県)」「鎌倉海浜公園(神奈川県)」「あがり浜(沖縄県)」

ヒルガオの花言葉を使ったメッセージ例文

「絆」:ヒルガオを選んだ理由には「絆」という花言葉があります。ここいる全員なら乗り越えられない壁などありません。自分たちを信じましょう。

「親しい付き合い」:今までありがとう。そして、これからも変わらない関係でいよう。よろしくね。

「縁」:まさかあんなところで再会して、今またこうして一緒になれるなんて。人生なにがあるかわかりませんね。これからもお互い縁を大事にしていきましょう。

「友達のよしみ」:まああまり気にしないで、あなたはあなたらしく過ごせばいいのでは。大変なときはお互い様です。

「優しい愛情」:なかなか口に出して言えないことをどう伝えようかと考えてあなたにヒルガオを贈ることにしました。「優しい愛情」という花言葉があるそうです。いつもありがとう。

「情事」:特になにかあるわけではありませんが、このヒルガオが咲く頃にまた会いにきます。

「依存」:ちょっとあなたはひとりで頑張りすぎるところがあるから、皮肉を込めて「依存」という意味の花言葉があるヒルガオをプレゼントします。(笑)

「はかない恋」:ありがとう。ひと夏の恋だったけど良い思い出になりました。

ヒルガオの育て方

土:腐葉土などが有機質の多い水はけの良い土がおすすめ。草花用の培養土も。
水やり:毎日。土が乾いてから行うと良いです。夏は朝、夕の2回行いましょう。
肥料:必要。週に一度は液肥をあげましょう。

種まき:土に指で、2、3センチほどの深さの穴を掘ります。種は三粒程度まきましょう。よく日が当たるところにおき、水やりは毎日行うようにしましょう。

育て方: ・育ちの悪い種は取り除いた方がよく育ちます。 ・支柱やネットを用意しましょう。 ・30cm以上つるが伸びてきたら、つるの先端を切り、摘芯しましょう。